もうすでに「やったことある」という人もいるかも知れませんが…。
ChatGPTなどの生成AIに、こう話しかけてみてください。
『○○市の、株式会社〇〇(自社名)ってどんな会社?』
…どうでしょうか。
驚くほど的確に自社の強みを並べてくれる会社もあれば、全く関係のない同名の別会社と勘違いされる会社、あるいは「その会社に関する十分な情報が見つかりません」と冷たくあしらわれてしまう会社もあるはずです。
もし後者だったとしたら、それは決してあなたの会社の認知度が低いからではなく「ホームページ」にあるかも知れません。
AIは「詳しくはお問い合わせください」を読めない
AIは営業をしてくれません。
ネット上、つまりあなたの会社のホームページに書いてある情報を整理してユーザーに伝えているだけです。
ここで致命的なミスマッチが起こります。
情報をあまり掲載せず「気軽にお問い合わせしてね」とだけ書いているサイトは、AIから見れば「情報が何も書かれていない会社」と同じになってしまいます。AIは書いていない情報を勝手に妄想して人に説明することはできないからです。
逆に、料金、納期、FAQ(よくある質問)、導入事例、対応エリア……といった情報が網羅され、わかりやすく置かれているサイトほど、AIは正しく理解しやすくなります。
AI時代、ホームページで情報をあえて隠すということは、ユーザーだけでなくAIにも自社を認識してもらえないというリスクを意味しているのです。
👉【AI時代のWebサイト制作|お客さまは本当は「問い合わせ」したくない】
これからのホームページは「更新」より「整理」
「そうか!じゃあAIに引っかかるように、毎日ブログを更新したり、たくさん写真なんかも掲載して、情報を満載にすればいいんだ!」
そう思った方もいるかも知れませんが、実はそれも少し違います。
「更新」は追加だけではなく、古い情報を削除することも含まれます。
一時期、SEO対策(検索上位を狙うため)として「とにかく毎日ブログを更新しましょう」「文字数をたくさん書きましょう」というボリューム重視のノウハウが流行りました。その結果、多くの会社のホームページが、日記のようなブログ記事や、あちこちに散らばった情報で溢れかえって迷路のようになっています。
しかし、AI(そして現代のタイパを重視するユーザー)が求めているのは、文字の量ではありません。
2026年の今、求められているのは「更新(たくさん書くこと)」ではなく、圧倒的に「整理(分かりやすく配置すること)」です。
「で、結局いくらなの?」
「このケースでも対応できるの?」
といった疑問に対する「料金プラン」「よくある質問(FAQ)」「対応実績」などが、わかりやすく整理され用意されていること。
ブログを100回更新するよりも、ユーザーとAIが「知りたい情報」に迷わずアクセスできるように、今ある情報を美しくわかりやすること。これが、今のWebサイト制作に求められる役割だと思っています。
👉【「古いホームページ」より、「古いGoogleマップ情報」の方が危ない】
AIが見ているものは、お客さまも見ている
ここまでAIの話をしてきましたが、実はこれはAIだけの問題ではありません。
料金がわからない。
対応範囲がわからない。
実績が見つからない。
そんなホームページに対して「よし、問い合わせて聞いてみよう」と考える人は、年々減っています。
ユーザーは忙しいです。
AIに聞けば数秒で答えが返ってくる時代に、わざわざ電話をかけたり、問い合わせフォームに長い文章を入力したりすることへのハードルは、以前より確実に高くなっています。
だからこそ、ホームページには「問い合わせる前に知りたいこと」をしっかり載せておく必要があります。
AIが理解しやすいホームページとは、結局のところ、人間にとってもわかりやすいホームページなのです。
👉【【5分でできる】ホームページ制作会社がすすめる「自社サイト」セルフチェック】
まずは自社のことを聞いてみる
難しいAI対策を考える前に、まずはChatGPTに聞いてみてください。
「○○市の株式会社〇〇ってどんな会社?」
その答えが、今ネット上に存在しているあなたの会社の姿です。
もし説明が間違っていたり、情報が不足していたり、そもそも認識されていなかったりするなら、それはホームページや公開情報を見直す良いきっかけになるかも知れません。
AI時代のホームページ制作に求められるのは、派手な仕掛けや特別なテクニックではありません。
正しい情報を、必要な人が、必要な時に見つけられるよう整理しておくこと。
実はそれこそが、昔から変わらないホームページの役割なのだと思います。
👉【ホームページ、誰も見てないと思ってません?|放置している会社が、静かに失っているもの】
「うちの会社、AIにはどう見えているんだろう?」
そんな疑問を持った方は、お気軽にご相談ください。
DGインデックスでは、ホームページの内容整理や情報設計のご相談も承っています。