Web業界の横文字、全部“普通の言葉”で言ってみる

「ファーストビューの導線を改善してCV率を高めましょう」
「ペルソナを再設計して、CTAの最適化を図ります」
「CV導線を意識したコンテンツマーケティングが重要です」
「UI/UXを意識してエンゲージメントを向上させましょう」

…ね?疲れますでしょ(笑)

大丈夫です。普通の言葉で言います。

その方が早いから

IT業界が特に横文字だらけな理由を一言で言うと、ITやWebの概念のほとんどがアメリカ生まれで、日本語にするよりカタカナのまま使う方が短くて、早かったからです。

悪気はないんですが、新しい言葉が次から次へとアメリカから輸入されてくるので、業界のオタクたちは翻訳が追いつかないまま、そのまま日常会話に使っちゃっているんですよね。
そして、「その方が、オタク同士の会話が圧倒的に早いから」です。

※業界の皆さま、オタクとか言ってごめんなさい。

翻訳します(※意訳を含みます)

それではいってみましょう!まずは、初級編!



Q1,「修正が反映されてないですか?でしたら、ブラウザのキャッシュが残ってると思うので、キャッシュクリアしてみてください!


◆ブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)
ネットを見るための専用メガネ(窓)です。これを掛けないと(開かないと)ネットが見れません。

◆キャッシュ
スマホやパソコンは、一度見たページを「次に見るとき早く表示できるように」と、写真のように保存(記憶)しています。この一時的な記憶(写真)のことを「キャッシュ」、そのすぐ出せる置き場所を「キャッシュメモリ」、そして、その記憶を消すことを「キャッシュクリア」と言います。


Ans,「スマホが前の画面を覚えたままかもしれないから、一回忘れさせてね!」

Point👆キャッシュクリアの操作は面倒なので、リロードボタン↺を押してください。


Q2,「まずはコーポレートサイトの構築がマストですね。ゆくゆくはECサイトの構築や、CV獲得のためのLPも視野に入れつつ、各ページへの内部リンクも適切に配置します」


◆コーポレートサイト
企業のホームページのことで、ネット上の「会社」や「本店」そのものです。

◆LP(ランディングページ)
1つの商品(サービス) 集中の営業用ページで、お客さまが一番最初に見る(着陸する)ページ。その商品のことが一目でわかる「実演販売」のようなものです。

◆ECサイト
Electronic Commerce(電子商取引)の略で、ネット上の24時間営業の店舗です。

◆リンク
押すと別のページに移動する裏通路、ワープ装置です。

◆CV(コンバージョン)
例えば、問い合わせ・予約・購入など、WebサイトやWeb広告の最終的な成果(ゴール)のことです。


Ans,「まずはネット上に本社(本店) を建てましょう! 将来的には24時間営業の販売店や、購入を促すためのイチオシ商品の『実演販売』コーナーを作ることも考えながら、店内のいろんな売り場へ移動できるワープ装置もちゃんと作っておきますね!」

Point👆何をCVにするかによってWebサイト制作は大きく変わりますので、ここはしっかりお考えくださいね。


Q3,「サイト公開後は、SEOを意識したコンテンツマーケティングで検索エンジンのクローラーを呼び込み、インデックスを促進させましょう。並行してアクセス解析を回し、PVやUUの推移からユーザーの動線にエラーがないかを分析していきます」


◆SEO
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、Google検索で見つけてもらいやすく工夫することです。

◆検索エンジン(GoogleやYahoo!など)
探しているものをすぐに見つけてくれくれるネット界の超優秀なコンシェルジュ。

◆クローラー
Googleが巡回させているネット上の見回りロボット。

◆インデックス
Googleの「検索に出していいリスト」に登録されること。

◆アクセス解析
「どのページがどれくらい見られてるか」を調べること

◆PV(ページビュー)/UU(ユニークユーザー)
ページが見られた回数/実際に見に来た人数

◆動線
お客さんがサイト内をどう移動したルート


Ans,「サイト公開後は、お客さまに役立つ情報を増やして、Googleの見回りロボットに『このサイトちゃんと動いてますよ!』って気づいてもらいましょう。それと『どのページが人気か』『お客さんが途中で迷子になってないか』をチェックしていきます!」

Point👆アクセス解析はどうでもいいように思いますが、意外と大事。最初は興味本位でもいいので、一度簡単な指標からでも見てみるのをおすすめします。

モヤモヤしたまま話を聞かなくていいです

キャッシュクリアは現金精算のことではないし、LP=アルバム、PV=プロモーションビデオではありません。
予測変換は誤解の元です。

わかったフリをする必要もありません。
なぜなら、オタクは自分のやっていることを聞いてもらうのはうれしいからです(多分…)。喜んで説明します(多分…)。

Web業界は、どうしても横文字が多くなりがちです。
でも、結局やっていることは、
・見つけてもらう
・わかりやすく伝える
・問い合わせしやすくする
・買いやすくする
など、昔からある“商売の工夫”だったりします。

難しい言葉が出てきても、「つまり普通の言葉で言うとどういうことですか?」と聞いて大丈夫です。
むしろ、それをちゃんと説明できることも、制作会社側には大切なことだと思っています。

DGインデックスは専門用語をほとんど使いません。
「いつもの言葉」のまま、同じ目線で、ちょうどいいWebの活用法を一緒に考えます。